2006年 08月 20日
スポーツが与える三つの宝
スポーツが与える三つの宝
今日、本の整理をしていたら、今年没後40年の小泉信三先生の私宛のサインの入った著書「ペンと剣」が目にとまった。小泉先生の「スポーツが与える三つの宝」の言葉のとうりだとテニスをして半世紀余りすぎ、還暦からゴルフをはじめて、その思いは強くなるばかりである。
「スポーツが与える三つの宝」とは?
第一は練習、または練習の体験ー不可能を可能するものは練習だという体験ーを持つことである。人類の歴史は見ようによっては、不可能を可能にする過程の連続である。それは、一つは発明によって、一つは練習によって行われる。
第二の宝は何か。フェアプレーの精神だと私はいいたい。フェアプレーとは何か。それは正しく、いさぎよく、礼節をもって勝負を争うことである。
第三は何か。私は友だといいたい。友は人生の宝である。スポーツによって得た友が、利害のまったくはなれた、一種特別のものであるということは、体験あるもののひとしく認めるところであろうと思う。同じチームで練習の労苦をともにした友、共に試合に出場した、いわば戦友ともいうべき友、更に敵味方となって勝負を争そった、その相手、この人々との交わりは格別のものである。-部報第89号より抜粋させていただいた。
by hiroko-ikeda
| 2006-08-20 23:51
| テニス